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COPA(コパ)スプリント
顎関節症(不快症状)に配慮した歯列矯正
マウスピース矯正によって身近になった歯列矯正ですが、時間とお金を使って歯並びを綺麗にしたのに後戻りしてしまった。また矯正をきっかけに噛めなくなった、顎が痛くなったという症状を訴える患者さんが増えていることは見逃されがちです。
歯並びをあきらめていませんか?
西荻窪・杉並歯科の歯列矯正では、必ず「歯科用CT」・「デジタルレントゲン」・「セファロ分析(矯正レントゲン写真)」による診査診断を行います。特に歯並びの悪化の要因が顎関節にある患者さんの場合は注意が必要です。
乱れた顎位を正しい位置にもどす治療顎位を求める必要がある場合には COPA スプリントという装置を使って筋肉の緊張をほどきます。これにより顎関節の患者さんその人の不快症状のない位置に誘導します。

日本人の2人に1人が顎関節に不快感
驚かれるかも知れませんが、日本人の2人に1人は顎が痛い、顎から音がする、口を大きく開けられない顎関節症症状を持つと言われています。
これはTMD (Temporomandibular Disorders)という顎関節に何らかの不快症状がみられる状態で、一般的に日本では顎関節症といわれる状態です。TMD には主に3つの分類があり、咀嚼に関わる筋肉の障害、顎関節痛障害、関節円板を含む関節の障害に分けられ、通常は複数の要因が絡み合って顎の不調和に繋がっています。

COPA スプリントとは?

顎関節の不快症状が診られる患者さんの場合、西荻窪・杉並歯科では、診査診断でその要因を導き顎関節と下顎頭を生理学的な正しい顎位に誘導した上で、矯正治療に進みます。
COPA (Craniomandibular Orthopedic Positioning Appliance)スプリントは、マウスピースとのコンビネーション治療として、シュープ先生(Dr. Werner Schupp)で論文発表、提唱されたマウスピース矯正とのコンビネーション治療です。
西荻窪・杉並歯科のCOPA スプリントによる顎関節アプローチ
- こんにちは。西荻窪・杉並歯科の 院長 榊谷です。
- 時間とお金を使って歯並びを綺麗にしたのに後戻りしてしまった。
- 矯正をきっかけに噛めなくなった
- 矯正治療後、顎が痛くなった。
こんな症状や話を聞いたことがございませんか?
これまで矯正治療を行う上で顎関節や顎位に関してあまり注目されておらず、矯正治療をする上で正しい顎位かどうか確認せずに治療しているケースが多く散見されています。また、顎位がずれたままで治療を行うと計画どおり治療が進まなかったり、治療期間が長期化したりすることや治療終了後に噛み合わせのずれや後戻り等のトラブルが多くみられます。最近では矯正だけでなく、インプラントやかぶせ物の治療を行う上でもこの顎位のずれを確認し、治療することが当たり前となってきています。西荻窪・杉並歯科では患者さんに安心して治療を行っていただくために矯正治療前の事前検査にて、顎位を確認し、必要に応じてCOPA スプリントを矯正前の治療として行っております。COPA スプリントによる治療を受けていただいた多くの患者さんに顎が楽になったと実感いただいています。矯正治療は決して安価な治療ではなく、治療後に決して後悔するような選択をしていただきたくないため、妥協や安易な治療計画を選択しない診査診断が歯科医師の矜持として強く求められると感じています。COPA スプリントの治療で気になることがございましたら、遠慮無く院長の私にお話しください。
※COPA スプリントは矯正治療を行う前段階の治療のため、COPA スプリントのみで治療が完結するものではございません。
COPA スプリント (顎関節治療) 費用
※価格は全て税込です。
矯正相談(30分) | 無料 |
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矯正事前検査(セファロ分析含) | 44,000円/回 |
COPA(顎関節)スプリント | 220,000円/個 |
※マウスピース型矯正は医療機器法対象外の矯正装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象となりません。